(2009//07/27)
2010/03/13 (Sat)at01:14
────昔は、
逆だったのにね?──
クスクスと笑った顔に、確かな経過を実感させられた。
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「……おぃ、起きろ。」
-すやすや-
「…起きろ、梁。」
-ぐうぐう-
「………おぃ!」
「むにゃむにゃ。」
「…ふざけるのも大概にしろよテメェ。」
「……ケチ。あと25分」
「つっこむ気も起きねぇ。置いてく。」
「ぇ…ヤダ! ちょっ…京!!」
朝の日課は相変わらず。
変わったのは、互いの立場。
カリッと香ばしいトーストにミルク…砂糖は三杯、温度は温め。
勝手の分かり切ったキッチンで、すっかり染み付いたコイツの好みと、
「今日はシュガートーストだぁ!! やった」
すっかり見慣れたコイツとの朝。
「いいから食えよ。遅刻だ。」
「はーぃはぃ。京ちゃんは先生よりも煩いんだから…」
コレが俺等の当たり前。
遅刻しようがしまいが、実はどちらでも構わない。
卒業さえできればどうでもいい。
コレも俺等の当たり前。
会話は基本適当に、くだらない事で時間を潰す。
昨夜、一方的に敵意を持った集団に囲まれ、喧嘩を吹っかけられた。
弱いくせに数だけは立派なそいつらを伸すのに思ったよりも疲れ、
朝起きるのも億劫になってしまった自分も弱くなったもんだ…とふけっていると
「……京ちゃん、今聞いてなかったでしょ」
と、呆れた顔のコイツに叩かれた。
「すぐ手出るとか相変わらず可愛くねぇな。」
「可愛さなんて要りませーん。…そんな事より、まぁ、聞いてよ。」
「……んだよ?」
それはそれはもう、柔らかく
「ねぇ、京楽?…あれからもう10年以上も経つ。
朝起こすのとか、ご飯の用意とか全部、
昔は、逆だったのにね?」
クスクスと笑った。
昔は泣いてばかりいた君。
昔は危なっかしかった君。
昔は後を付いて回った君。
こんな笑顔を見せる事は少なかった。
そんな君は今ではやろうと思えば大抵のことは出来るようになった。
背も伸びた。可愛らしかった顔も段々と大人びていく。
(綺麗な顔して笑いやがって。)
頼りなかった幼馴染の成長を喜ぶべきはずなのに
つかえるモノがあるのは何故か。
「……まだちゃんと覚えてるんだよ?京の事。
好きな食べ物、起きるコツ。苦手なモノはえぇっと確か…」
「梁、もういい」
「あははっ 不利な話は聞かないところも変わらなーぃ。」
「………そうか。」
「ぇ!? やけに素直。気持ち悪いぃ!!」
「…あ゛ぁ?」
「あははははっ!」
───…そうか。時の経過で変わるけど、人の心は残るのか。
つかえたモノは解け消えた。
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書こうかなと思ってた小説のSSVer.
完成するかも分からない小説なので、
こんな形で残すのも悪くはないかなぁ?と
ちなみに、この2人はHPに居る2人です。だからどっちも男の子ww
何となく梁が女の子にもみえる様に書いています。
慣れてないし才能も無いので、中二病のような書き方と内容。
失礼いたしました!!(=∀=`;)
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2009/08/19 (Wed)at10:48

